京都で研究会

朝はやく、神戸を出て京都へ。 快速で一時間! はっやーい。 遠いから座れるやろ(関西弁に慣れてみよお!)と思ったら、 ものすごい満員電車だった。 みんな大阪で降りた。 大阪に通っている人々、遠くから通ってらっしゃるんやなと思う。 で、やっと尼崎か…

信仰と理性

信仰と理性―教皇ヨハネ・パウロ二世回勅作者: ヨハネ・パウロ二世,久保守出版社/メーカー: カトリック中央協議会発売日: 2005/07メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (2件) を見る 第四章 信仰と理性との関係 ≪信仰と理性の分裂による悲劇≫ …

回顧と考察

ベネディクト16世、9月12日のレーゲンスブルク大学での講演 http://cbcj.catholic.jp/jpn/feature/newpope/bene_message143.htmたいへんな反響でいろんなことが言われたし、悲しい事件も起こった。教会のトップのことばの重みがいかなるものかを知らさ…

想い起こす3

http://homepage3.nifty.com/bunmao/0612.htm「被爆のマリア」 http://homepage3.nifty.com/bunmao/0613.htm「ヒロシマ再訪」 http://homepage3.nifty.com/bunmao/0614.htm「ヒロシマ再訪(続)」 外からの訪問者の勝手なたわごとかもしれませんが、でも、外…

想い起こす2

初心にもどって、小林稔訳、ヨハネ文書(岩波書店)。 小林師は「御覧ください」(新共同訳)じゃなくて「見て下さい」と訳した。 さて、マリヤはイエスのいたところに来ると、 彼を見るなり、 「主よ、あなたがここにおられたなら、私の兄弟は死ななかった…

想い起こす1

死者の語りについて、質問された。 オカルトな話じゃなくて。 彼らの語りを聴くってことが可能なのか、どうなのか。 死者に語ってもらう、ということ。 死者は今、実際には語ることができないけど、 そのかわりに、 わたしがその人のことを思い出しながら語…

映える

Photo by Kazu & Kiku水に映っている空に触れるのが好き。 絶対にわたしの手には届かないものが、 そこにあるような気がして。 右の写真は、 見せてもらったCD−Rの中から盗んだもの。 KazuとKikuが仲間と一緒にこの夏行った長野のとある湖。 こういう水に…

自分らしく

「ゑ」さんが、 自分らしく生きるとかって最近言うけど、あれはよくわからない、と言った。 一人一人、それぞれ、その人でしかなくって、とっても自分らしく見える。 もしもあたしが『自分らしく』なんて言われたら、 自分は自分なんだから、これ以上どうす…

むこうに虹がみえる。 かの国、サヴォア地方、アルプスの懐。 手前に見える家は三階建て、 150年前に建てられたらしい。 アルプスのふもとの家は、こんなふうに大きくて、 二階や三階建て。 その昔、冬の間、二階にほし草をためておいて、 一階の牛くんた…

話すときはやっぱり聴いてもらいたいことがあるから話すんだ。 聴いてもらいたいことを、聴いてもらうことによって、 何がいちばん話したかったかということもわかる。 その、いちばん話したいことが、きちんと柱となって、 だんだん構築されてゆくと、枠ぐ…

夕方5時前のヒカリ。 コンクリートの壁に閉ざされて、 目に見えない枠を通りぬけて、 この光がわたしにむかって言いたいことを聴く。 すぐに闇がくる。 日本は夏でも暗くなるのが早いから、この名残惜しい光がやさしく感じるのか。 一昨日、かの国で知り合…

聴くということ

木曜日に発表を控えて準備してるんだけどまったく困ったことにまとまらない。 はじめ、書いたことをコピペしたらいいんだーなんて甘いことを考えてたんだけど、そうもいかないらしい。なんだか知らないけど、議論するんだって? ジュリの一人が親切にも、こ…

超越

しかし、やっとまともに指導の先生と議論ができるようになった頃、終わらねばならないなんてなんだか残念だなって思う。 やっと出発点に立ったような、そんな感じもする。 この感じの議論を続けていたら、もうちょっと何かわかりそうなんだけど、そうもいか…

かたちづくるもの

信頼できる「ことば」。 たとえば、親友に電話したら、きっと「ぜったいに大丈夫だから」って言われることはわかってる。すでに、電話する前に、もうその言葉を聞いた気分になってる。たとえば、実家に電話したら、きっと「風邪ひかんようにしんさいよ」って…

Postmoderne

思い出してこれまた読んでみる。動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)作者: 東浩紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/11/20メディア: 新書購入: 42人 クリック: 868回この商品を含むブログ (597件) を見る ポストモダン化とは…

「宗教」は「Religion」を翻訳

ぜひ読んでみたい本。近代日本の宗教言説とその系譜―宗教・国家・神道作者: 磯前順一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/02/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るすごく高いけど・・・ 明治期、西洋から来たことば「Religion」を翻訳する際…

Kristeva

カテドラル・ノートルダム・パリの四旬節講演会から・・・ なんとジュリア・クリステヴァが招かれてる。 ビデオで観たけどすごい迫力だった。とりあえずコピペ。 http://catholique-paris.cef.fr/actu/conference_kristeva_dx1.htm "Souffrir" Julia KristevaTe…

ことば、からだ、わたし

P.リクール、Soi-même comme un autre,p71-72 試訳 身体そのものの特徴として現われる帰属の二重性が、「私、誰それ」という(主体の)混合的構造を根拠づける。つまり(自己の)身体は、いくつもの身体の中の身体として、世界の経験の一断片を構成する。…