安息日

神は不義な方ではないので、あなたがたの働きや、あなたがたが聖なる者たちに以前も今も仕えることによって、神の名のために示したあの愛をお忘れになるようなことはありません。わたしたちは、あなたがたおのおのが最後まで希望を持ち続けるために、同じ熱心さを示してもらいたいと思います。あなたがたが怠け者とならず、信仰と忍耐とによって、約束されたものを受け継ぐ人たちを見倣う者となってほしいのです。神は、アブラハムに約束をする際に、御自身より偉大な者にかけて誓えなかったので、御自身にかけて誓い、「わたしは必ずあなたを祝福し、あなたの子孫を大いに増やす」と言われました。こうして、アブラハムは根気よく待って、約束のものを得たのです。そもそも人間は、自分より偉大な者にかけて誓うのであって、その誓いはあらゆる反対論にけりをつける保証となります。神は約束されたものを受け継ぐ人々に、御自分の計画が変わらないものであることを、いっそうはっきり示したいと考え、それを誓いによって保証なさったのです。それは、目指す希望を持ち続けようとして世を逃れて来たわたしたちが、二つの不変の事柄によって力強く励まされるためです。この事柄に関して、神が偽ることはありえません。わたしたちが持っているこの希望は、魂にとって頼りになる、安定した錨のようなものであり、また、至聖所の垂れ幕の内側に入って行くものなのです。イエスは、わたしたちのために先駆者としてそこへ入って行き、永遠にメルキゼデクと同じような大祭司となられたのです。
ヘブライ人への手紙6章10−20

ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは歩きながら麦の穂を摘み始めた。ファリサイ派の人々がイエスに、「御覧なさい。なぜ、彼らは安息日にしてはならないことをするのか」と言った。イエスは言われた。「ダビデが、自分も供の者たちも、食べ物がなくて空腹だったときに何をしたか、一度も読んだことがないのか。アビアタルが大祭司であったとき、ダビデは神の家に入り、祭司のほかにはだれも食べてはならない供えのパンを食べ、一緒にいた者たちにも与えたではないか。」そして更に言われた。「安息日は、人のために定められた。人が安息日のためにあるのではない。だから、人の子は安息日の主でもある。」
マルコによる福音書2章23−28

今日は、安息日ってことで、
Mちゃんと「ハウルの動く城」を観る。
うしろからすすり泣きが聞こえる。
たしか、男の子三人組だったと思うんだけど。
この世のものとは思えない(アニメだし)青く美しい湖や花畑でも、泣ける。
ハウルの動く城 特別収録版 1/24second付き [DVD]

アニメ界の師匠と言われ、テレラマの表紙にも。そしてもちろん評価はブラボ。
あぁ、もう一回観たい。いい映画だなぁ。とっても気持ちよし。
なにかしら、あまりにも、あたりまえのことが、あたりまえに描かれてて、なんて人間ってこうなんだろって思ってしまった。ナイーブでナルシストな男も、おばあちゃんで少女で、その上にお母さんな女も・・・そうね、こうだよねって思う。
ソフィー、サリマン先生、荒れ地の魔女。女性の身体性、いかに幅があるか、「魔法」メタファーの効果。と同時にソフィーの一貫性。少女から老女への年齢幅に、変わらぬ軸の彼女がいつもいる。
いやほんと、元気でるよ、この映画。空、飛べるし。実家にもおすすめ。
・・・
魔法みたいな戦争の、
みにくい力に戦っていくには、
愛への憧れやっぱりいるね。
悪魔か人間かもわかんない。
でも、あなたによって、ソフィはわたしを知る。
真っ黒なモヤモヤがやってくる。ウワワ。
でも、今は、守るものができたから。ハウル、かっこいいかも。