大河


何年ぶりに来たのかなぁ、子どもの頃の遊び場&神殿。
真幡(まはた)神社 旧称「黄幡(おうばん)神社」
《おうばんじんじゃ》という名がふつう
元和3年(1617)勧請
うーん、このような歴史深き神社とは知らぬままに
ごっこしたり、缶ケリしたりしてたわけだな
ただ、ここが、子ども心にタダならぬ場所だということだけは
実はわかってたんだよ
神社のバックは小山なんだけど
もちろんその小山にはしょっちゅう出入りしていて
そこがまた神秘くさいのなんのって・・・
この写真を見るとわかるけど、
寺と神社がおとなりさんになってるんだよね
この階段はまさに子どもにとってワクワク感をそそられる階段であった
ただ、のぼったり、おりたりするだけで幸せだったんだ
階段をのぼったり、おりたり・・・神秘やな
で、上の写真の右上に見える樫の木
鳥居側の階段をのぼりきったら、この木がいらっしゃる

この木については、実は記憶なし
あれだけ時間を過ごした《おうばんじんじゃ》なのに
こんな大きな木があったっけ、ってな感じ
しかしだ!
一つだけ覚えていることがある
ある日
曇り空のなか
子どものkarposの頭上で
さやさやと枝をゆらし
何かを語りかける者がいたことを覚えている
もしかしたら、その者が
この木だったのか、と思ったり
しかし、見上げても あの日の感じじゃないんだな

広島指定の保存木なんだよ