気づく


ときどき拝見しているブログ:Le blog a yvanさん
http://pagesperso.laposte.net/nandayo/?p=551
日本に滞在中の方と思われ。
西洋に居るときは感じなかったのに、日本で、アメリカン・ドラマを見るとどうも気にかかる・・・ということを綴っておられる。昔はぜんぜん思ってもなかったと。この感覚はわかる!わたしもなぜだかこの国に居て、アジア系の何か(テレビでも人の顔でも)を見ると異常にじーっと見つめてしまう、ということをしばしば感じていた。「アジアティック」というのがこの国では一般に東洋系の人々を指す名称なのだけど、自分がアジアティックだということを常に意識させられるというのも、自分自身のアイデンティティを深め磨くにはありがたいことであり、また、けっこう疲れるものでもある。自分はアジア人であるということを常に「ふりかえらねば」ならないから。日本では、西洋人も何もかもごったにして「外国人」という名称があるが、「自分は外国人である」と振り返らされることを余儀なくされた人々は、それはそれで疲れるだろうなと、思ってみたりする。