Francis POULENC

karpos2006-03-22



久しぶりにピアノを弾く。一ヶ月ぶりかも。今回のMOのフルートのお題はプーランクソナタ。なんか未来派みたいだねと話しながら遊んでみた。ドュビッシーの影響強し。久しぶりにピアノを弾いたら、やはりこれはなんとしてでも弾かねばという気持ちになってきた。なんというか、結局、音楽なしではからだが干からびる感じなのだね。おもしろいことに、ピアノに触ってわかる感触っていうのがあるんだ。
奏でる力。歌うのもそう。音楽するカラダ。
それにしても、20世紀前半の音楽ってある匂いがある。こう言ったらなんだけど西洋音楽の最後を飾るっていうふうに見える。終焉って感じ。第二次世界大戦が終わると、もうあのいわゆる『クラッシック』は消えうせる。それまでのクラッシックがぜんぶが額縁に入れられる。戦後の音楽はもう西洋音楽じゃない。たとえ西洋で作曲されたしても、あの伝統の、あの歴史に刻まれた12音階とは決別したんだ。たぶん断絶って言ってしまいたいくらいの、感じ。
もちろんわたしはプーランクの死後生まれたし、だからそれでいいと思ってる。


B16の続きをお待ちの方々(いないか・・・)、ごめん。