Snuppy


スヌーピーじゃなくてスナッピーなのね。



http://www.futura-sciences.com/sinformer/b/news261b_xml.php


韓国でクローン研究が本格化。
今年8月、世界初クローン犬、スナッピーが生まれてる。
(あぁ知らなかった)
ラ・クロア紙10月20日によると、
スナッピ−誕生の二ヶ月前、
ソウルのカトリック大司教(Mgr.Nicholas Cheong Jin-Suk)が、
ソウル大学幹細胞研究所を非公式に訪問し、
今すぐクローン研究をやめてくださいと要請したとのこと。
しかしすでにその時にはクローン犬が待ってたのですね・・・
122匹のワンちゃんから1000以上の卵子
三年間に渡り用いられ、
スナッピー誕生に至った。


というわけで、10月5日、
ソウル大司教による胚幹細胞研究(クローン研究)への反撃。
ソウル教区は800万ユーロ(10milliards de wons)(10億円近いですね)を、
同研究所の「大人ドナーによる幹細胞研究」のために寄付するという。
同日この寄付のため「いのちのための委員会」を設置。
さらに「いのちの神秘のための賞金」として、
大人の幹細胞研究に従事する人々に約25万ユーロを寄付。
なんと、この基金作成のために幾つかの教会建設を断念したと発表。


ソウル教区の代表者は、
胚幹細胞は生きている存在として尊重せねばならない、と。
(生動物の萌芽とまでは言わないんですね)
すでに発展しつつある大人の幹細胞研究の可能性を広く一般に言い広めねばならない、と。
このあたりはカトリック教会の主張、一貫ですね。


ラ・クロア紙は、韓国で起こってる大きな議論について続ける。
ソウル大学の教授は、
問題は、我々は人間のいのちに関して同じ意見を持ってないことだ、と。
不治の病に苦しむ6歳の子どものために医学研究をすることも、
ある意味でモラルなのではないか、と。
カトリック教会の信者数は韓国全国民の9%、どれだけ影響するか・・・


けど、さすが韓国のカトリック教会、意志を示すために、身銭をきってのアクション。