祭りのあと

karpos2007-07-26


「後の祭」には二つ意味があり、

  1. 祭りのすんだ翌日。神饌(しんせん)を下して宴会をする。
  2. (祭のすんだ後の山車の意から)時機におくれてどうにも仕様がないこと。手おくれ。

のよう。
写真は天満宮から山車がいよいよ出てくるところ。
これを見てて熱中症になり貧血みたいになったのでその後は知らない。
天満宮の内がわでは、それぞれのお祭り部隊が神儀をし、
そこから次々と町に繰り出していく。
その人々が舟に乗り込み、大川をゆらりゆらりするのだ。
明らかに意味深な練り歩きなのだけど、
こういう非常に深い伝統宗教儀式はやはり関西のもの、
関東圏出身の神父さんと今日話してて「うらやましぃ」と言っておられた。
歴史を感じさせるものらしい。
なるほどなぁ〜と思う。
祭りに参加している天満宮周辺の人々の表情はあまりにも輝いていて、
文句なしにキラキラと嬉しそうだ。
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らなにゃ損損!じゃないが、
祭りは参加してはじめて浄化に至るのだろう、そりゃぁそうだ。
それにしても昨日のあのミス・マッチ感がなんとも気になるのだが、
日本人ならではのあの祭りウキウキ感覚を味わえなくなってしまっているのか、
日本人ならきっと味わえるであろうと予想される祭りウキウキ感覚は幻想なのか、
自分が参加せず、ただ、ぼぉ〜とそぞろ歩きしてただけだからなのか、
たったの四年間でも日本を離れたということで冷めた目になっちゃったのか、
よく、わかんないんだな。
♪あ〜と〜の祭りよ〜(美空風に)。