エウカリスチア

エウカリスチア(聖体)の年に続き、シノドス閉会のようす。
ローマで行われた司教会議。

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あらためてこういう写真を見ると、
いくらユニフォームが簡易化したからとはいえ圧倒される。
この写真が示すのは、ある意味で制度における単一的な様相。
こうして見ると単一だけど、この制度、どこまでも多様性であろうとする。
ありとあらゆる文化にイエス・キリスト受肉しているから。
典礼刷新、母国の言語でキリストの秘儀を祝うことが可能となった。
言語だけではない、身体表現、音楽、音、伝統、文化、
どこまでもマルチチュードに変貌は繰り広げられていく。
しかしこの、単一で、多様な様相、人間に任せられている業(わざ)。
神からイエス・キリストによってわたしたちに届くエウカリスチアに中心づけられてこそ可能。
彼から受けるパンとさかずきによって生きると、わたしたちは信じている。


あらためてこういう単一的な写真を見ると、
向こうを向いてる一人一人の顔はすごい多様なんだろうなとか、
一人一人の顔に向き合ってる各地の人々の顔はもっと多様なんだろうなとか、
想像をたくましくする。
内部に単一と多様の葛藤を抱え込んで、
ほんとの兄弟になっていくために切磋琢磨する。
彼らは世界各国に散らばって、
これからどんな話で、
人々を励ましてくれるんだろう。
いのちのことば。いのちのパン。