「日本、その日、戦争が終わった」

Japon, le jour où la guerre s'arrêta
降伏文書調印式１９４５年９月２日東京湾ミズーリ戦艦上での映像。
ARTEの歴史番組、ちょっと遅れたけど、
その大事な調印場面には間に合った。http://www.arte-tv.com/fr/histoire-societe/les-mercredis-de-l-histoire/cette-semaine/Programme/974832.html
Chef MacArtherマッカーサー元帥がサインしてるところ。

彼が一つサインの度に５本も万年筆を変えたのは、
一本一本、記念に、知り合いや親戚にプレゼントのため。
こ、このペンでサインしたんだ！というのはやはり価値高いのか。
重光葵、梅津美治郎のサインも。
日本側、疲れきって机の前に、でも大臣はモーニング・コートと山高帽子で、
参謀は軍服で、プライドを保ったまま、何千の目に囲まれて、
立っている。
しかし番組ではいかに屈辱的な行為かと。
間違った戦争をしたと、彼らは調印したから。
そして彼らの前で、連合軍の代表がサインする。
連合軍の代表たちがサインを終えるとマッカーサーの挨拶。
これからの正義と平和の建設のために神が我らを祝福されますように。
民主主義化される日本と成る。

番組は、１９３１年から日本が中国侵略をどんなふうにしてきたのか、欧米がそれをどんなふうに見てたのか、パールハーバーのこと、ソ連が戦争終結二週間前にやってきて、北中国や北方を奪っていったこととか、その後、連合軍のうち結局アメリカが、原爆の「効果」で、復興の主導権を握っていくことが遠まわしに各国の了解となっていったことなど、淡淡と語る。知ってはいるけど、なんだか自分の歴史を別解釈で見ているような（客観的）、奇妙な経験をしたような気がする。
焼け爛れた東京が写ってる。
これが東京か・・・
降伏文書調印式、あまりよく知らなかったのでネット検索したところ、こんなサイトにばったり出会った↓。
http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo
http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/dic/ko/koufuku.html
このサイト、最近のアップに小泉・ブッシュの名も・・・。