激しく議論

それで、ユダヤ人たちは、「どうしてこの人は自分の肉を我々に食べさせることができるのか」と、互いに激しく議論し始めた。イエスは言われた。「はっきり言っておく。人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、あなたたちの内に命はない。わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる。わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである。わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。生きておられる父がわたしをお遣わしになり、またわたしが父によって生きるように、わたしを食べる者もわたしによって生きる。これは天から降って来たパンである。先祖が食べたのに死んでしまったようなものとは違う。このパンを食べる者は永遠に生きる。」これらは、イエスがカファルナウムの会堂で教えていたときに話されたことである。
ヨハネによる福音書6章52−59

昨夜テレビで、大統領と若者の「EU憲法国民投票」の為の対話があって、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050416-00000013-san-int
(↓このサイトの、referendumの特集でビデオが見られる)
http://www.tf1.fr/
見てて興味を持って、今日は実際に一般市民と専門家との対話ってのに行って見た。
若者との対話を聞いてて、みんな自分のことしか心配してないんだな、
って印象を持ったんだけど、今日も結局そうだった。
でも実際の生活がかかってるから気持ちはわかる。
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共同体創始の父としてこの大統領は言う。
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人権重視、組織編成、規則で介入しながら、
自由主義経済に対抗できる強いヨーロッパを目指す。
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彼には、自分のまわりの国々が、経済超自由主義路線を突っ走ってるように見えてるんだ。
ヨーロッパのパワーを和解と自由の共同体で回復する。
抑制しながら、介入しながら、我々の伝統で。
私たちにはパワーがあるから怖れるな。
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人々は、お父さんの決めたこと、あんまり難しすぎてよくわからないから、やだ、と言う。
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だいたい、全部読めてもないし、わからないものに「はい」とは言いたくなし。
労働力が安い賃金の国に移行して、私の仕事がなくなるのはいやだ。
ほんとに失業が回復するのか?
それでなくても中国やインドのパワーに押されそうなのに。
昨日も今日も、だいたい言いたいことはこういうことらしい。
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わたしの顔はアジアティックなので、遠慮されてたのかも。
会の後半、もう帰ろうと思ってドアを出てウロウロしてたところ、
部屋の中でのマイクの大きな声が、もれ聞こえる。
「まさに、中国に対してのガードマン役なんですよ、これ」。
だいたいわたしって中国人だと思われること多いから。
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互いに激しく議論をし始めた。
今日の福音は後の共同体の付加という説あり。