昨日の一枚:ローラースケーティングな人々


昨日は金曜日、今日は土曜日、やっと一週間が終わった、はぁ(息)。
昨夜はシネマに誘ってもらったので行った。
le café du pontっていうのを観た。第二次世界大戦終戦前後、フランスの田舎町のカフェを舞台に家族の姿を描いたステキな映画だったよ。自分の子ども時代の思い出をそのまま映画化したという感じの作風で、結局、子ども時代の思い出だから、あんまり複雑な情景じゃないんだよね。断片的に、でもスゴイ印象的な情景だけが記憶に残っているじゃありませんか、思い出って・・・。だから言葉も少ないんだけど、なんだろ、でも、「印象的」というところがね、結果的には「根本的」すなわち「今の自分を形作っている根底的なもの」になるわけですよ。自分の周りの大人たちが「何を」大事にしていたか?とか、「何を」あきらめ、「何を」守ったか?とか、そういう思い出って、子どもの奥底に残って、その残ったものが、最後的に、大人(=「今の自分」)を形作って行くではありませんか、ねぇ。じゃないですかねぇ。
いい映画だったよ、とっても。
日本でも上映されるかな?



そして・・・映画の帰りに見た光景がこれ。



急に横断歩道も、自動車も止められて、夜中10時半くらいだったかな、ローラースケート軍団がポリスに守られてものすごいスピードで走っていくではありませんか?
昼間もこのまえ見たのですが、このマニフェスタシオンに関しては、どうしても、他の色々なものはそんなに思ったことはないのですが、このローラースケートの軍団に関しては、いくらフランスが好きなわたしでもちょっと「愚」な感じがいたします。真夜中に、東京の、たとえば外堀通りをですね、警察に前後を守られて、ローラースケートが2〜300人走っていたらやっぱり「おかしい」って感じます。ちょっと理由が分からない。
サイトを探したら出てきた:金曜日の夜にParis Rollerってのがあるみたいだね。うーん、ヘンだ。