似顔絵


こりゃそっくり!



うちの人たちに、そっくりそっくり、そっくりそっくりって言われて、そーか、自分はこんな顔なんだなぁ〜てしみじみ思った。ある人はかつての土井たか子にも似てるとか言って、そうだなぁ、ってことはわたし、土井たか子に似てるのかぁ〜とか、まぁ土井さんのことは好きだったから、いいんだけど。


録音された自分の声を聞くと、なんか自分の声じゃないみたいって思うことがあるけど、撮った写真を見て、こりゃ自分じゃないとは思わない。けど、似顔絵っていうのは、一瞬の距離感みたいなものがあって、鏡を見ているのとも違うし、絵師の「解釈」っていうのが入るからね、そこでそう、似顔絵を見るってことは、「解釈されている自分」というのに出会う、いわば、他者から見られている出会いの瞬間みたいなものなんだな。


しかしこの似顔絵、ちょっと思い出すのは、小学二年生の時に自画像を描いてくるっていう、たしか夏休みの宿題だったかな、それで、自分は自分の顔が描けなくて、父親に描いてもらったんだけど、それで描いてもらったものを提出したんだけど、そしたら、バレバレだったのだけれども・・・ま、それはいいとして、その時のあの絵を思い出すんだな。そのときの自分の顔の絵にそっくりなわけだ。


小学二年生の顔と基本的に今の顔と変わっていない・・・
それは喜ぶべきことなのか!
そういうことは当然のことなのか!
自分の似顔絵を描いてもらったのは生涯のうちで二回だけ。感無量でございます!