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脳死臓器移植法案、A案修正案が出ました・・・
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090707-OYT1T00966.htm?from=navr

臓器移植法改正A案修正案…提供前提で脳死は「人の死」
臓器移植法
 自民、民主、公明党参院有志議員は7日、衆院を通過した臓器移植法改正案のA案の修正案をまとめ、発表した。
 A案が脳死を「人の死」を前提としている点を修正し、現行法通り臓器提供時に限って人の死とすることが主な柱だ。9日にA案を審議している参院厚生労働委員会で修正動議を提出する見通しだ。
 脳死が「人の死」であることを前提とせずに、本人の意思が不明確な場合でも家族の同意だけで臓器提供が可能かどうかが議論になりそうだ。
 修正案をまとめたのは、西島英利衛藤晟一(自民)、谷博之(民主)、山本博司(公明)各参院議員ら6人。
 修正案は、A案で現行法の「脳死した者」の定義から削除された「その身体から移植術に使用されるための臓器が摘出されることとなる者であって」との文言を復活させる。臓器提供の年齢制限を撤廃する規定や提供条件についてはA案通りとする。また、法施行3年後の見直しや虐待された児童の確認方法の検討を直ちに始めること、子どもの脳死判定に十分配慮することなどを付則に盛り込んだ。
 衛藤氏は、発表の記者会見で「(脳死が人の死であるという前提に立たなくても)本人の意思を忖度(そんたく)して遺族が臓器提供を決められる道を残した」と、修正の理由を語り、今後賛同者を募る考えを示した。
 参院では、民主、共産、社民、国民新党などの有志議員による「子ども脳死臨調設置法案」も提案されており、A案とA案修正案と合わせて3案が参院本会議で採決されることになりそうだ。
(2009年7月7日21時51分 読売新聞)

三つに割れると決まらないってことにもなる、という話でしたが・・・