朝夷奈の切り通し2


昨日の続きです。
携帯のカメラしかなかったので写りがイマイチ、ザンネン!


民家のおじさんと別れて、5分くらい歩くと、何やら向こうに続く道が見えてきて「これは行った方がいいものか、帰るべきか」まず悩んだ。で、右手の方からご夫婦が降りてきて、この道の先を行こうとされるので、そのご夫婦に「この先、出るんですか?」と聞けば、「熊野神社」と・・・。で、ヨシと思い歩き始めたってわけ。


入口

こんな素晴らしい道が向こうに見える。

入口の方を振り向くと、こんな感じ。杭が打ってあって、ここからは自動車は入れない。帰りに道路パトロールカーを見つけたのも、ここの向こうに車が置いてあったってわけ。それで、パトロールされてる人がいるんだって安堵したってこと。

写真じゃ、あまり大きく見えないけど、これが大きい道なんです。そしてさらに昔の道だったと思われる道が左手上の方にあって、そこにはホコラがあちらこちらに彫ってある。中世の街道に、いろんなご仏像とか祀られていたのかと想像をたくましくしたヨ。


道がきちんと舗装っていうか作られてたのが分かる。

あるところは階段のようになってる。

まさにこれぞ切り通し。

千年にわたってこの街道に人々の往来があり、塩が運ばれ、中世都市の様相が織りなされていた!ってことを思っただけでも身震いした。・・・だから、多くの方が鎌倉って素晴らしいっておっしゃるんだなぁ。実は、鎌倉のよさってあまり知らなかったワタシなのであった。でも、これで、かなり鎌倉ファンになりそうであります。


次の日は、お寺さんを少しまわったんだけど、報国寺・・・・
いやはやおそれいりました。

報国寺は関東に於ける足利公方終焉の地であります。
パンフレットより

竹の庭に象徴される足利文化の高貴さを感じいりました。感謝。