マリア・ジョアン・ピリス
ピリスの記事、朝日新聞夕刊2009.4.24.friに出てました。
asahi.com(朝日新聞社):ピリス「静寂を共有したい」 2年ぶり来日 - 音楽 - 映画・音楽・芸能
「生涯をかけてやりたいのは、ピアノという楽器を通じ、様々な音楽を発見していくことだけ。分析する知性も必要だけど、舞台の上ではアーティストは、できるだけシンプルでいる方がいい」
人と交流するのが楽しい。人に喜ばれるのがうれしい。アーティストである前に、人間としての自然なありようを大切にしているという。
うーん、こういう境地、素晴らしい。
♪
CDを入手。輸入盤の方があとから出たらしい・・・
タワレコでセールしています。輸入盤はありがたいねぇ―
- アーティスト: ピリス(マリア・ジョアン),ショパン,ゴムジャコフ(パヴェル)
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2008/09/24
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あぁ、19世紀のこと分かってないなぁ・・・もっと知りたい。
ところで、当時のショパンを撮った写真を見ても、どう考えてもそんな派手派手な音楽を考えていたとは思えない(・・・というのは偏見?)。
ピリスの音楽は美しい旋律のなかに深みがあって、聞かせるーってものじゃなく、音に身体が触れられるーって感じになる。
癒しっていえば癒しだし、環境っていえば環境。でも、癒しとか環境以上に、慰めてくれるっていうのがある。そばでこういう音楽を奏でてくれたら、落ち込んだときも生きていけそうな気がする。
自分を魅せるのでも、音楽を聴かせるのでもなく、曲に忠実になる。
そうなりたい・・・