お好みネタ


先日行きましたところの神楽坂「広島っ子」!



gaskoちゃんの追い出し会もかね、広島県人会の「純ヒロシマびと」で行って来た「広島っ子」です。これはですね、今まで、東京でいただいた(と言っても、今回でまだ三件目)お好み焼きの中で第一位!に輝く美味しさであります。キャベツのサクサク度がすごい。広島でもこんな美味しいキャベツのサクサクは体験したことがない。材料の吟味もすごい。お好みを焼いて30年の奥さんのこだわりが伝わってきます。そして、広島ラーメンご担当のご主人のネイティブ広島弁がすごい。どのお客さんに対しても、す・べ・て、広島弁オンリー。「ここはどこ?」と自分の座っている場所を疑ってしまいました。そこは、まさしく、神楽坂だったのでありまする。
gaskoちゃんのレポート執筆を力づけ、Pさんとわたしの心を温めたこのお好み焼きの威力は、かなりなものであります。
なんだろ、お好み焼きって、ヒロシマびとにとっては「共通の食文化」のようなものなんでしょうか。食べ方からしてね、食べてる姿を見て、「あっ」って分かる。たぶん、東京の方だったら、もんじゃ焼きを食べてる姿を見て、この人が地元の人かどうか分かるってもの、あるでしょ。その地方、地方にはきっとそういうものってあると思う。お好み焼きは、少なくとも、この三人にとっては「共通項」で、このお好み焼きの「美味しいのを」食べるというのは、ある意味、「共通の誇り」なのでもあります。
なんか、ほっとする・・・というかね。
懐かしい、というかね。
しかし、とくにこんなふうに県人で集まった後、それぞれが出て行く場所は「荒海」なのでもあります。
「共通の食文化」はすごい、美味い!しかしそこにずっととどまっているわたしたちではない!・・・というわけで、かなりな「ひろしま度」を経験できるお好み焼き屋さんであります。ふつうより値段は100円くらい高いかな。でも、奥さんも言ってたけど「東京は物価が高いけ〜ね〜、材料費もねぇ〜」。そうだよね、でもこのレベルを保つには仕方ないよね。東京で広島の味を追求する「広島っ子」がんばれ!
(もちろん、カレンダーはカープ、一月は前田でした)
(ソースは秘密らしい・・・)