街の中


街の修道士−ウォールストリートからマルセイユの北地区へ、
Henry Quinsonさん、2008.2
http://www.laprocure.com/livres/henry-quinson/moine-des-cites-wall-street-aux-quartiers-nord-marseille-recit_9782853135467.html#
今、ラジオを聞いていたらこの修道士さんのインタビュー番組でありました。
パリのプロキュール(キリスト教系本屋)でかなり売れているとのこと。
父親がアメリカ人、母親がフランス人、幼い頃からニューヨークに住み、銀行員になって裕福な生活をしていたが、ある日、大きな悟りがあり、サヴォア地方のトラピスト会(「タミエ」)に入会。今は、キリスト教徒も少ない、ある種、生活はとても苦しい、マルセイユの郊外に暮らしている人・・・らしい。
タミエはサヴォア地方の山の中腹にある観想修道会。広大な自然と、質素な暮らしと、驚くべき沈黙と祈りがあるところ。
彼自身、ここを訪ねた時から、彼自身の「信」の旅路が始まったのだけれど、話の中で、それは「だんだんと起こっていくもの」と言っていたことが印象的でした。沈黙に入り、祈りを知り、聖書の中で出会うイエスの顔を見、そうしてある時、大きな経験がやってくる。
それと「証言」についてだけど、彼が、観想修道会と出会った時の心的印象がまた素晴らしかったです。

そこで語られているもの、証しされているもの、しかしそれは逆説的に、沈黙であった・・・

・・・って言った。そうなんだよね、証言問題は深いにゃ。
本の表紙に写っている彼の表情はきれい。
その後ろに写っている団地群は懐かしい。
古くからの都市の中心部は伝統的な建築物が保存されているけれど、郊外の多くは1960年代にものすごい勢いで建てられたアパート群ばかり。外から見ると、高層ビルだし、すごい立派に見えるんだけど、もう古かったり、汚かったりでたいへん。治安も問題があったりしたり・・・
読んでみたい本・・・