南カポとアパラチア山脈


96JYDからこの人たちの音楽を聴いているんだけど、そうか12年か・・・
http://ebiken.sakura.ne.jp/kapo/main.htm


このライブハウスは客席が二階構造になってて、一階が立ち見、二階に椅子があって座れるようになっている。はじめは私も一階でゴスペルとか聞いて、いい気分になっていたんだけど、急に、足がつっちゃって、二階へ逃げあがることになってしまった。二階へ上がってみると、やはり一階の立ち見席では立っていられないご年配の方々(笑)がいらっしゃり、「おやおや、あんたさんも・・・」「おじさんおばさんは、もう・・・ねぇ」みたいな。そんなおじさんおばさんの会話は「でもさ、サザンってすごいよね」って。「あの人たち何歳だっけ」「え?50ちょっと?」。あぁ、笑えない(笑)。
同じく上で座ってた人⇒http://naito.jugem.cc/?day=20080906
しかし、なんだかんだって13年続けていられるっていいよね。そういう仲間と一緒に音楽できるのって幸せだ♪♪♪
そんな彼らの音楽を聴いてて、急に、12年前のあの風景がよぎった。
あの日と同じ音楽だった。
ホームレスのおじさんと少年、そのそばを駆け行くサラリーマン、それぞれに人生があって、それぞれに訳があって、それぞれに感情があって、非難しあう群集もいて、納得いかない自分もいて、一人ひとりの気持ちが分かるんだ、でも、分からない、分かったつもりでいるどうしようもなさ・・・っていう。そういう歌詞の歌なんだけど。世の中を斜に構えて見てるかと思えば、葛藤してる、じゃぁ、どう存在したらいいんだよ!って叫ぶわけでもなく、たんたんと歌っていく。10年ほど前、この曲を聴いてから、今、10年ほどたって、実に自分の聴いた感触がぜんぜん変わっていないということに気づいた。なんとも言えない置き所のない気持ちになってしまう、あの感触がぜんぜん変わっていない。
ポスト・モダンっていうことばを表わすなら、私にとってはこの感触がいちばんぴったりくる。