今日のマクグラスさん


The Omnipotence of God

「力」という観念に対してしだいに疑い深くなった時代にあって晴れやかな思いになれるのは、
おそらく「全能の神」について語ることは、
必ずしも神が暴君であるという意味ではなくて、
むしろ神が力のない人々の傍らに立つのを選んだ
ということであるのを思い出すときであろう。
これはキリストの十字架の解釈における主要主題である。
キリスト教神学入門 p390