聖☆おにいさん


面白かった!全部読みました〜
Nちゃんが貸してくれた。はよ返して〜と言われ慌ててもう一回熟読した。

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

もうすでにこちらの方々がご紹介、
『聖☆おにいさん』中村光 宗教ネタはタブーではない - あんとに庵◆備忘録
2008-06-08 - カフェオレみたいな日記 黒いのと白いのと甘いのと
内容はid:antonianさんがご紹介されているのでそちらを...ということで。
何がいちばんわたしの心に触れたかと言えば、
仲間の修道者の中に、けっこう、このおにいさんたちに似てる人がいるってことである。
いや、もちろん、似てるって言っても、イエスブッダそのおん方そのものに似てるっていうのではなく(笑)、このおにいさんたちのスタイルに似てるというのでもなくて、そうではなくて、このおにいさんたちの、特に、「落ち込み方」「悩み方」「自分への」あるいは「もう一人への」「要求」そして「配慮」または「心づかい」、この辺りに非常に心当たりがあるという感じがするんだな。
ここではおにいさんたちなんだけど、男も女も関係なく、たとえばディズニーランドでのイエスとか、こういう女友だちいます(というか自分か)という感じがする。
・・・というか、これで笑っちゃう人というのは皆さん心当たりのある方々なんじゃないでしょか?
それで、まぁ笑っちゃうんだけど、ものすごいお笑いマンガでもなく、何かしら日常がしっとりと、のんびりしてて、この時間感覚がとても心地よく、読んでてとても気持ちのいいマンガだなって思った。
「父、子、精霊聖霊)」に関しては、たしかに最初からNちゃんもザンネンって言ってた。仏教の方ももしやすると、あぁってところがあるかな?でも、そういうのもぜんぜん気にならないほど、いろいろよくご存知だなぁって思ったし、「救いを求める手」とか各逸話の最初に出てくるプロローグもいい。
あんとに庵さんもおっしゃるように、ムハンマドの描写問題とかから言えば、こんなに善意にとっていただけててすごいんじゃないかな。