ムナ

1ムナ(ギリシャの銀貨)=100ドラク
1ドラクメ(ギリシャの銀貨)=デナリオンと等価
1デナリオン(ローマの銀貨)=一日の賃金にあたる
・・・ってことは、1ムナ=100デナリオン(百日の賃金にあたる)
・・・ってことは、立派な家柄の人が今日の聖書箇所では10ムナを10人の家来に渡し商売しろと言っているので
10ムナ=1000デナリオン(千日の賃金)
千日というとだいたい三年分くらいの賃金ってことだな。
一人一人にとっては、1ムナ=百日分の賃金。ま、これもけっこうな値だな。
一番目の者は1ムナで10ムナ儲け
二番目の者は1ムナで5ムナ儲け
三番目の者は1ムナをしまっておいたから1ムナのまま
しかし残りの七人はどうだったかはぜんぜんわからないんだな。
しかしもう一つ気になることがあって、この立派な家柄の人は王の位をもらって帰ってくるんだけど、
国民はそれを嫌がっていたんだよ。これ、どういうこと?
三番目の者は1ムナを大切にしまっておいただけなのに、この王の位をもらった人に打ち殺されるはめになる。
恐れ・・・なんだよな。
これで失敗したらとか、ゼロになったらとか、やっぱ考える。
そして嫌がられていた王も恐れでこたえる、と・・・