キング牧師

読み始める。いきなり衝撃。

マーティン・ルーサー・キング自伝

マーティン・ルーサー・キング自伝

キング・ジュニア6歳のとき、ある日突然、3歳から遊んでいた白人の友達から「父親がこれ以上あの子と遊んではいけない」と言って別れを告げられる。その衝撃から、彼の両親が受けてきた数々の差別を聞き始め、人種差別の存在を知る。ジュニアはすべての白人を憎むように心にきめる。

しかし私の両親は常に、私が白人を憎んではいけないこと、また白人を愛するのはキリスト者としての義務であると、私に告げてくれた。だが私の心にはこの問いが沸き起こって離れなかった。つまり私を憎み、幼少期の最も親しい友人から私を引き離すような人種の人々を、どうして私が愛することができようかという問いである。これはその後長年にわたって私の心を占めていた大いなる疑問であった。p22−23

私を憎むような人種の人々を
どうして愛することができようか

すごいテーマ。
アメリカについて逃げて逃げて見ないふりして、関係ないと思い込もうとしていたのだけど、ここへきて(ここって今って意味)そうは言っていられなくなってきた気がする。こうして出会う本とか、そういう偶然って偶然でもないかもしれないと思ったりもする。ま、とにかく読んでみる。