御所

あんまり時間がなかったので有名な門とか撮れなくて適当にとりあえず「ここが御所だ」という足跡を残すつもりでパチリ。うぅこれを見て御所だと証明できるのだろうかなぁ〜。
長い長い壁のことを築地塀って言うんですね、それだけわかった。この写真、ちょっと築地塀が写ってるのね、ま、それでよしってことにしておこう。
実は御所がどのような機能をしているのかよく知らない。何度も火事にあい、江戸時代は何度も建て替えたとか、明治以降は東京に御所(すなわち皇居?)が移ってからは誰も住まなくなったとか、年に二回公開されて見られるとか、そのくらい。なんだけど、御所って聞くと、なんだかんだ言っても御所でしょ〜という気持ちになり歩きたくなるんですね。
で、外側の門を入って築地塀に沿って歩いてみたのだけれど、今一つ、おもむきのなさを感じてしまったんだな。外側の壁から中に一歩入ったとしても、なにげに歩いているところはまだ外側なんだから!ってことなのでしょう。ぜったいに入れない壁の外側をグルグルと歩くむなしさって言うか、ね。まだ外側の道路に面した壁に沿って歩いてた方がおもむきがあった。そこは街だから。街から家の中に入るっていうワクワク感みたいなものもある。しかし一旦中に入って築地塀と外側の塀の間のだだっぴろい砂利道を歩いていると、なんだかどうでもいい気持ちになってきて、早く外側の壁の外に出たくなったという・・・
ま、言ってみれば、あまりにもそういう机上の日常が多いだけに、わざわざ御所に来てまでそんな気持ちになりたくないよぉってことなのかな。