ナイロビの蜂

Mちゃんから勧められた映画、DVD新作だった。

ナイロビの蜂 [DVD]

ナイロビの蜂 [DVD]

アフリカのエイズ患者にむけて配る薬には実は結核の治験が含まれていた!
闇に消されていく人々が数限りない・・・
テッサとジェスティンの最期も悲しかった。
フィクションとはいえ、アフリカ、ケニアの描写がリアルで、
実はほんとにこういうことってありえるんじゃないかと思ってしまう。
ヤウンデを思い出した。
生と死が隣り合わせな砂漠の大地。
◆◆
このまえの日曜はK教会のお茶の間におじゃまし、
おかえりミサのスタッフ&神父さんとお久しぶり納涼。
誰でも連れて来ていいよだったから、いろんな人が来てくれてた。
鎌倉からとか、お魚釣ってきてくれた方とか、歩いて来れる人も、ちょっと電車の人も、
美味しいぶどう酒と美味しい手料理で楽しませていただいた。
久しぶりにNくんにも会い、彼の仕事の凄さを聞いた。
この夏、炎天下でのビル建設作業がどれほどのことかを聞いた。
お知り合いですでに亡くなられた方もおられるとのこと。
さすがの筋肉りゅうりゅうのNくんも萎えてた。
でも彼が、わたしが前に話した「出来事(リアリティ)」の話を彼の言葉で言ってくれて、それが凄かった。
なんか、自分の投げたちっぽけな石がNくんの心の井戸の底深くに落ち水が湧き出したみたいだった。
わたしにはとても経験することができないNくんの固有の経験が、
どうしようもなく「わたしたち」になって、ものすごい迫力で襲って来たという。
Nくんの生と死が隣り合わせな出来事(リアリティ)。
◆◆
神父さんはいつものように、
ねぇ、イエスはみんな集めて飲んで食べてたんでしょ、簡単なことなんだよねと仰る。
誰でも連れてきたい人を連れてきて、このチャンスにあの人に出合わせたいとか、
そういう下心だって使われる、そういう日を繰り返してる。
そういう仲間が、なんだかだんだん信仰の仲間になってきたねなんて言ってくれると、
おかえりミサ、続けてくれてありがとうと思う。