新幹線バカンス


こんな風景見ながら東京から帰ってきた。


帰りの新幹線に乗ってる2時間半、これぞ日本のバカンスだ!と思った。
明らかにワイシャツ着てたりするおじさん達だから、
仕事の行き帰りだってのはたしか。
でも、誰も、ここでは、
仕事せよとか、本読めとか、考えよとか言わない、
もう、なにしろ、ぼーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとしてていいんだ。

それにしても、日本、休みませんね。
なにがなんでも休むもんかっ!!!なんて意地張ってるようにも見えるわたしがおかしいのか。
昨日の東京電力の「すみませんがちょっと控えて下さい」とのお達しが、
もう一ヶ月早くても良かったのでは?と思ってしまった。
だから、わたしは自分が甘いと自分を責めてしまうような気持ちになるが、
責めてしまう気持ちの奥に何があるのか、
甘いと言ってしまう自分の責めの奥にあるものを見据えなければ、
どーにもこーにも、身体的にも精神的にも、また魂的にも救いにはほど遠いような気もするのだ。

新幹線の中は移動時間であるという大義名分の上に完全休養できる。
かっくーんと寝てしまって、思わずイビキなんかかいちゃってもぜんぜん気にすることなし!
好きなように、好きな本読んだり、眠ったり、音楽聴いたり、しゃべったり、ビール飲んだり、アイスコーヒー飲んだり、
何をするわけじゃない、でも、何かが回復に向かってる時間なんだな、バカンスってさ。
この、ぼーーーーーーーーーーーーーーーーーーーってのを最低2週間取りましょうよって法が成立しないものだろか。
学校で、仕事することばっか学んでるけど、休みの取り方も学びましょうよって教育基本法が成立しないものだろか。