新幹線

夏だ夏だ夏だ･･･。
と、言えば言うほど暑くなる。
動けば暑くなるんだよね。だから動かねばいいのだ。
とは言ってもいられないしね。とほほ。
ところで７月１日から新幹線が新しくなるって前評判があって嬉しいなぁ〜って思ってたのだけど、
なんか朝６時台と夕方の二〜三本しかないようで。
朝早くは不可能なのでどっかで乗れないものか時刻表を眺めるが、
ぜんぜん合わない。
うぅ、マニアのように早起きするか・・・
ところで夏休みと言えば新幹線に子どもたちが乗って賑やかになる。
新幹線内が突如としてテーマ・パーク化される。
静かに本を読んでいたい内心、嬉しそうに乗ってる子どもたちを見るのも楽しい。
遠く離れた田舎（都会？）に行くとか、
久しぶりにおじちゃんおばちゃんの家に行くとか、
そういうなんか普通と違うことができるんだな、夏休みは。
昔、教員をしていた頃、いじめられている子が学校に来なくなって、
家庭訪問をしながら、ある日、その子をどっか遠くに連れて行きたくなった。
ここだけが世界じゃない、世界は広いよ、遊びに行こう。
遠いっていったって、舟で渡った自分の実家のそばだったんだけど、
その子を同じくらいの年の子たちと出会わせ、遊ばせた。
ここじゃないどこかがあって、ここを卒業したらどこかで生きていくこともできる。
とりあえず、その子は、いじめにも耐久できる元気を保って学校に復帰した。
もう一つ別の世界は可能。
人間の目に限界に見えるときにこそ何かオルタナティブも根本的になったりする。