それでものこと

habit、修道服のことをハビットとも言う。
(フランス語読みではアビ)
衣服を身にまとう、動詞habiterはもっと言えば、住まう。
着る、衣服をまとう、住む。
脆弱な身体の置きどころ。

おそらく、頼りない自分のからだを、
何かにくるまることで守る、そんな意味もあるのではないだろうか。
どんなに自分がしっかりしても、
どんなに昔よりはおとなになったとしても、
おわりには自分をよりどころにすることはない。
それでもの、こと。

修道服を着ないのですか、と質問される。
わたしたちの仲間間には修道服がありません、と答える。
皆、何かしらを着ている。
色、いろいろだったり。
だから、というわけではないが、
本質的に何にくるまっているのか、
どこに自分のからだを置いているのかが問われる。
キリストに住まうこと。