夜回り先生


昨日、先生の講演をはじめて聞かせていただいた。
一時間半、先生の背骨をまっすぐとおる中心軸を感じていた。
夜の世界と昼の世界。
先生は夜の世界にどっぷりと浸かっておられ夜の世界に巻き込まれない。
それだけすごい中心軸が夜の世界を物ともせず貫くのだ。
恐れなし。
先生が「いい」とおっしゃることへの責任たるやすごい。
そして「わるい」とおっしゃることに対しても。
夜は夜だということを、ストレートに、正直にまっすぐ言える大人。
つまり、闇への感受性。
夜の世界、昼の世界、
そうして誰かのために生きる者になるようにと。
メッセージはもっとも単純。
その単純さゆえに複雑な人間社会に思い切って飛び込んでゆかれるのだろう。