パリの桜 2

karpos2006-04-06



こちらはルクセンブルク公園の桜です。
この感じはいいですね。剪定もまぁ、日本のそれとそれほど違わない。桜の木の下にゴザでも敷きたい気分ですヨ。公園の椅子に座ってめでましたが。
桜ってなぜか見る者の生を映して咲いているように思うのは、これは日本人だからそう思ってしまうのでしょうか。困難な生を背負いながらもせいいっぱい咲いているように見えますよ。つまりこれがわたしの生なのか。

ロジックの世界というのは、それはそれで美しいのですが困難ですね。構築したものが脱構築されてしまいました。しかし不思議に脱構築されたものこそがはじめにあったものであり、最後に置かれるはずのものだったとわかる、この感触ってとんでもなく魅力的。建てたものを思い切って壊すこと、勇気と確信ですね。

まぁ、桜を眺めながらPC抱えて歩いて、先は遠くて、困難な生は続くのであります。で、この困難さが終わることがないとわかってるという。構築/脱構築は困難と勇気を編みこみながらどこまでも続く。PCからペンに戻ることはもうないだろうしね。
そんなふうに桜と一緒にいる異国の春。