お好み焼き


というわけで、シラク大統領が演説し終わった頃、
うちの者たちはすぐに大討論会となったわけだけれど、
その頃わたしは、お好み焼きを焼いていた。
Hちゃんの壮行会というので何かいつもと違ったものをと思った。
ソースはおたふく。
美味しいねーと言われるとやはり嬉しい。
うちの者たち生まれてはじめてお好み焼きを食べたらしい。
中華ドレッシングの豆腐サラダがアントレ。
そしてメインのお好み焼きを白ワインとナイフ&フォークで食す。
しかもフランス・パン付。
終わりに各種フロマージュをいただき、
フロマージュ・ブロン(ヨーグルトの濃いの)のフルーツ・サラダでしめる。
今夜は日本食のオンパレードだったねー、って言われたけれど、
私にはまったくそういう感じがしないのはどういうことなのだろう。
あと、そうそう、おたふくソースの味をケチャップだねコレと言った者がいた。
まったくエトランジュだとのこと。
ソースといえばホワイトソースかヴェネグレットだもんね・・・。
豚カツにソースをかけて「今夜は洋食だね」と言った実家の夕食が懐かしい。
もうひとつ、これなんて言う食べもの?と聞くから、
おこのみやき、だよ、と言うと、
え?エコノミヤキ、とかなんとか言っていた。
たしかに、エコノミーだよ。