帰ってきたけれど・・・

karpos2006-03-27



コメント欄、開けましたのでまたヨロシク。
3月28日に大規模デモが予告されていて、メトロなどが動かないと予想されるのでとりあえず先に明日、市内に入っておくことに。それにしても今回はフランス国内のあちらこちらから学生他、組合の人たちがパリに集結するという、とんでもないデモになりそうとのこと。どんなんだろ。
行ってみたいとうちの者に言ったら、行くんだったら始めの方に行った方がいいよ、終わりの方だと危ないからって。確かに先日もけっこうな騒動になって、車が焼けたり、店が焼けたりした。おまけに重態状態のけが人まで出ている。土曜日も日曜日もデモしてる。電車の中ではグループが(この人たち集団で動いてる)奇声をあげたりしてる。ほとんどの大学がいまだに休校になってる。木曜日にはリオンから3000人の学生がパリに上ってきてデモした。国鉄が一人50ユーロ(往復)でTGVのチケットを売ったらしい。

彼らは「捨てられる世代」とリベラシオンで言われてしまった。

CPEによって自分たちの就業が「不安定Précarité」になることを恐れている。

いつ解雇されても文句が言えない社会。けどそれは若者にかぎったことじゃない。リストラは働き盛りの人々の問題としてこちらでもかなり打撃を受けている。とにかく働くしかない。

今日は日曜だったけど、大型スーパーマーケットに行った。開いてる。ものすごい勢いで人々は働いてる。ものすごい勢いで買い物している。日曜日はスーパーも休みだった時代が懐かしい。つい2,3年前まで休みだったのに・・・もう後戻りできない。もちろん、日曜日がスーパーが休みだったから、ここに来たばかりの頃は怒ってた。なんで休みなのヨ?もちろん、まだまだ街中では休みのところも多い。日曜日、店が休みなのを見ると最近はほっとする。と、言いながら、日曜日だったけど、スーパーに買い物に行ってしまった。消費社会、ってすでに言い古されたような語だけれど、消費社会の中で人も消費され「捨てられる」と思わねばならぬのはほんとに辛い。

電車の中の光景もニ、三年前とでは変わった。
多くの人が携帯電話を「見てる」。

しかし今度、日本に帰ったら何がどうなってるのだろか。きっと見知らぬことが起こってるにちがいない。