鉄道

25ユーロも罰金を取られた(泣)。
先日、居眠りしてて3つ駅を乗り越し引き返した時には駅員による取締りはなかった。当然、日本でもしているように、駅の中を歩いて反対のホームに行って、引き返すわけだけど、なんと今日は、反対のホームに行く前に、取締りの駅員が大勢立ちはだかっている。普通に通り過ぎようとしたら切符拝見ってわけで見せたら、前の駅までの切符だから「違反行為!」と言う。「えー間違って乗り過ごしちゃったんですー」と言っても「違反なんですよ」ってものすごい怖い顔してお金を払わされた。
たとえば中央線四谷で日野までの切符を買って、うたた寝して八王子まで行ってしまった場合、駅の中を歩いて反対のホームから日野に戻れるよね(自信なし)。
日本では、一回切符を買って駅の中に入ったら、駅の中と列車が通るレール上はニュートラルな空間になってるわけだな。しかしこちらはそうじゃない。駅で切符を買うときは、自分が降りるところまでの「責任」で買うわけで、買った分以上を「乗ったら=列車を使用したら=先に行ったら」その分は無賃乗車ということになる。罰金支払い書の裏には1942年の法何条によると書いてある。
あ、そうだ、しかも日本では「清算」という素晴らしい装置があるではないですか?その時にお金を払える。つまり敗者復活ができる。しかし、ここでは一回取り締まりにあったら復活できない。一事が万事。日本はいい国だなぁ(こういう時だけ)。
もう何が何でもうたた寝できない。
25ユーロと言ったら一週間分の乗車賃だなぁ、とほほ。
実家の母の「ボケじゃけん」という声がこだまする。